Gunshot Sound Insulation Test of Earmuffs
実弾射撃を行う際に銃声の大音量から耳を守るヘッドホン型の耳栓、イヤーマフ(イヤープロテクター)。着用時の射手には一体どのように聴こえているのか?その遮音性能(防音効果)を実際に確認してみよう。
写真:Peltor Ultimate 10 / NRR 30dB Ear Muff
使用するイヤーマフは射撃場レンタル用品のPeltor Ultimate 10で、NRR(ノイズリダクションレーティング)は30dB。その内側(耳の部分)に写真の小型マイクをセットして内部の音を収録し、ビデオカメラで収録した外部の音と比較する。
写真:Recording Microphone and 9x19mm Ammo
銃器はグロック社のモデル17自動式拳銃、弾薬はフェデラル社(アメリカンイーグル)の9mmルガー(9x19mm)を使用。手にし易い一般的な組み合わせといえる。
写真:Glock 17 Generation 3 and 9x19mm Ammo
動画前半の5発がイヤーマフ未着用時となる外部音、後半の5発が着用時の内部音となる。機器を介する以上は完全再現とはいかないが、凡そのイメージとは合致できているので何かの参考になれば幸いだ。
動画:Earmuffs of Gunshot Sound Test
銃声は、射手のように至近距離では耳が「キーン」と鳴り、一時的に聴覚が鈍るほど大きいもの。映像にはしていないが、腰元の台に置いた騒音計の数値は124.9デシベルを示していたため、着用時は95デシベル辺りまで低減したと考えられる。
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