Terminology of Guns
【最大射程|さいだいしゃてい】
Maximum Range(マキシマムレンジ)。弾丸が飛翔する最大の距離のこと。最大射程距離。
【サイト|Sight】
照準器(しょうじゅんき)のこと。通常は銃と一体のオープンサイトのことを指すが、広くは別途で搭載させるオプティカルサイト(光学照準器)も含む。
【サイドアーム|Sidearm】
主力の火器とは別に携行する拳銃など小型の武器を指す。
【サイドバイサイド|Side by Side】
銃身を左右に2本並べたショットガンのこと。水平二連(すいへいにれん)。
【サイレンサー|Silencer】
消音器(しょうおんき)。銃声を消音するために銃口部へ装着する筒状の器具のこと。厳密には減音(げんおん)であるため「サプレッサー」となるが、一般的にサイレンサーと呼ばれる。
【先込め式|さきごめしき】
Muzzle Loader(マズルローダー)。銃口から弾薬を込める方式の銃。前装式ともいう。
【先台|さきだい】
Fore End(フォアエンド)又はFore Stock(フォアストック)。銃の前方、銃身の下部を支えるための部位。
【朔杖|さくじょう】
Ramrod(ラムロッド)。黒色火薬と弾丸を銃口から装填する際に押し込むための棒状の部品。槊杖(かるか)ともいう。
【座射|ざしゃ】
Sitting(シッティング)。射撃姿勢の一つで、尻を着き座り込んだ状態での構えをいう。坐射(ざしゃ)とも書く。
【サタデーナイトスペシャル】
Saturday Night Special。とても安価だが低品質の小口径拳銃を指して呼ばれることがある。モデルの名称ではない。
【サブマシンガン|Submachine Gun】
短機関銃(たんきかんじゅう)のこと。主に拳銃弾を使用する小型の機関銃をいう。SMGと省略して表記されることも多い。
【サプレッサー|Suppressor】
減音器(げんおんき)のこと。銃声を減音するために銃口部へ装着する筒状の器具。通称サイレンサー。
【サベージ|Savage】
1894年にArthur Savage(アーサー・サヴェージ)氏が設立したアメリカの銃器メーカー。
【サーペンタイン|Serpentine】
火挟み(ひばさみ)又は火鋏(ひばさみ)のこと。火縄銃(ひなわじゅう)の縄の先を固定するS字形状の部品。サーペンタインロック式。
【サボ|Sabot】
ショットガンのスラグ弾丸を包み土台となるカップ状のプラスチック製容器。サボットともいう。
【サムスフォワード|Thumbs Forward】
ハンドガングリップの一つ。サポートする手の平をグリップの空いた部分に密着させ、親指(サム)を前方へ揃えるようにする、自動式拳銃で主となる握り方。
【サムスロックダウン|Thumbs Locked Down】
ハンドガングリップの一つ。サポートハンドで親指(サム)を上から抑え込むようにする握り方。
【サムセーフティ|Thumb Safety】
グリップを握る手の親指(サム)で操作するように設けられた安全装置のこと。
【サムピース|Thumb Piece】
回転式拳銃のシリンダーをスイングアウトする際に親指(サム)で操作する部品をいう。別称シリンダーリリースラッチ。
【サムブレイク|Thumb Break】
ホルスターから銃を抜く際に、グリップを握る手の親指(サム)でボタンを外せるようにしたもの。サムブレイクホルスター。
【サムホール|Thumb Hole】
主にライフルで、親指(サム)を通して握れるようにストックに空けられた穴をいう。サムホールストック。
【三脚|さんきゃく】
Tripod(トライポッド)。主に機関銃を支える三脚台のこと。二脚(バイポッド)も存在する。
【散弾|さんだん】
Shot(ショット)又はPellet(ペレット)。ショットシェルの内部に収める球体の弾丸で、大きさと数は様々ある。
【散弾銃|さんだんじゅう】
Shotgun(ショットガン)。ショットシェルを使用して小さな球体の弾丸を一度に多数発射することが主だが、単発のスラグ弾の他、特殊な弾薬を使用することもある。
【関連書籍】
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