Terminology of Guns
【コアボン|Cor-Bon】
アメリカの弾薬メーカー。コーボン。
【光学照準器|こうがくしょうじゅんき】
Optical Sight(オプティカルサイト)。主なものにスコープ(テレスコピックサイト)やドットサイトがある。
【口径|こうけい】
Caliber(キャリバー)。本来は銃身の内径をいうが、多くはその実寸よりも使用する弾薬名から表記する。
【腔線|こうせん】
Rifling(ライフリング)。弾丸に横の回転を与えて弾道を安定させ飛距離を伸ばすために、銃身の内側に設けられた線状の溝をいう。腔綫(こうせん)とも書く。
【後装式|こうそうしき】
Breech Loading(ブリーチローディング)。前装式が銃口から弾薬を込めるのに対し、後装式は銃身の後から弾薬を込める。元込め式ともいう。
【黒色火薬|こくしょくかやく】
Black Powder(ブラックパウダー)。現代使用されている無煙火薬に比べてエネルギーが低く、発砲時には多くの煙を発する。
【古式銃|こしきじゅう】
ピンファイアーやパーカッションロック以前の、古い発射方式の銃のこと。
【腰だめ|こしだめ】
Hip Fire(ヒップファイアー)又はHip Shooting(ヒップシューティング)。照準器を使わずに腰元で構えて撃つこと。
【コッキング|Cocking】
トリガーを引けば発砲が可能な状態にする動作をいい、主にハンマーを起こしたりスライドを引くことを指す。簡単に「コック」ともいう。
【コッキングハンドル|Cocking Handle】
主に初弾を薬室に送り込むなど、トリガーを引けば発砲が可能な状態にするための手動のハンドル。チャージングハンドルとも呼ぶ。
【コック|Cock】
鶏頭(けいとう)。先込め式銃の時代、火打ち石を挟む部位がトサカを持つニワトリの頭に似ていたことから呼ばれるようになった名称。その後に開発されたハンマーとは異なる。
【コックアンドロック|Cocked and Locked】
ハンマーを起こした状態で安全装置をかけること。
【コーニング|Corning】
粉末状の黒色火薬を「粒状」にすること。湿気から守り効率的に燃焼させるために行う。
【コーム|Comb】
ストックの上部をいう。頬付け用に別途で取り付ける物はチークレスト、チークピース、チークパッドなどと呼ぶ。
【ゴールデンセイバー|Golden Saber】
ホローポイント弾薬の一種。弾丸先端の切れ込みを螺旋状に深くし、着弾時により広がり易くしたもの。
【コルト|Colt】
アメリカの銃器メーカー。名称は創業者のSamuel Colt(サミュエル・コルト)氏から付けられた。
【コンシールド|Concealed】
「隠す」という意味を持つ言葉で、銃を周囲から見えない状態で携行することを「コンシールドキャリー」や「コンシールドウェポン」という。
【コンシールドハンマー|Concealed Hammer】
主に回転式拳銃で、ハンマーが引っ掛からないようにフレーム内に収めてあるモデルのこと。シュラウデッドハンマーやハンマーレスと呼ぶこともある。
【コンバージョン|Conversion】
変換(へんかん)を意味する。コンバージョンキットなど、主に銃の外装や口径などを切り替えることをいう。
【コンバット|Combat】
戦闘(せんとう)という意味。コンバットショットガンというと、狩猟や競技向けではなく「戦闘用に開発された散弾銃のモデル」を指す。
【コンペンセイター|Compensator】
発砲時の反動を抑えるために銃口部に装着する部品及び加工をいう。別称マズルブレーキ。
【関連書籍】
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